2011年11月11日金曜日

鴨川 障害者帰郷 立たぬメド 千葉

 
東京電力福島第一原発事故で、福島県の福祉施設から避難してきた知的障害者245人が県立鴨川青年の家(鴨川市)で生活を始めてから半年が過ぎた。施設はいずれも原発から30キロ圏内で、全員が帰郷できるメドは立っていない。福島県は福祉型の仮設住宅の用地を確保し、先月末から転居を進める予定だった。しかし、候補地の一部が台風により浸水し、計画見直しを迫られた。同県障がい福祉課は「利便性や安全性も配慮すると、これだけの人数を収容できる用地が見つからない」という。一部の入所者を緊急時避難準備区域が解除された福島県内の施設に今月下旬以降、戻すことを決め、ほかの施設も探している。

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