カナロコ
木型工場から出た廃材をおしゃれなブローチに加工して商品化しようと、中小企業の経営者とデザイナー、障害者が横浜で挑んでいる。立場が違う若い3者が「出会う」ことで新たな価値を提案するとともに、障害への理解を深めてほしいとの願いを込めている。最終的に仕上げるのは若者の就労支援を行うK2インターナショナル(横浜市磯子区)。K2グループの就労継続支援B型事業所「フェロップ」を利用する精神・知的障害を抱える3人が紙やすりを使って表面の仕上げに挑戦し、慣れない手つきながら熱心に取り組んだ。事務局長・福島竜さんは「障害者にとってコラボでの社会参加はモチベーションの向上につながる。働くことや自立に悩む若者たちへの理解が深まってくれれば」と話している。
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