2011年10月13日木曜日

知的障害の妹とカメラ通じ対話、ドキュメンタリー映画「ちづる」上映へ 神奈川

カナロコ
重度の知的障害があり、自閉症でもある妹を映像で記録したドキュメンタリー映画「ちづる」(75分)が29日から、横浜ニューテアトルで上映される。横浜生まれの監督、赤崎正和さんは「身近な存在でありながら正面から向き合えなかった」という妹に、カメラを通じて対話した。赤崎さんは立教大現代心理学部映像身体学科を今年卒業し、都内の知的障害者の福祉施設で働く。本作はもともと、卒業制作として撮影した。「自分自身を変える覚悟を持って制作に臨んだ」と赤崎さんは振り返る。言えなかった「障害者のきょうだいである」ということを他者に発信することを意味した。また、千鶴さんの魅力、つまり人を笑顔にさせる素直さも作品に盛り込んだ。

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