2011年10月2日日曜日

東日本大震災:花いっぱいで恩返し 大船渡の障害者施設 岩手

毎日新聞 
被災地の仮設住宅に花のプランターを配り、住民同士のコミュニケーションに役立ててもらう知的障害者通所施設「慈愛福祉学園」(岩手県大船渡市)の「花いっぱい運動」が注目を集めている。大船渡市や陸前高田市の仮設住宅をすべて回るのが目標で、これまでに36カ所に配布。被災地支援団体から声がかかり、宮城県東松島市にも「出張」するなど活動は広がりを見せている。同学園の利用者は、花や野菜を育てて一般家庭に販売してきたが、震災で販売先が半減。新規の顧客開拓の前に地域へ恩返しができないかと考えていたところ、横浜市の障害者施設から募金などによる協力の申し出があり、仮設住宅に花を提供することになった。

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