2011年9月23日金曜日

東日本大震災:自閉症の子、悩む母 「また災害来たら…」

毎日新聞 
「津波てんでんこ」(津波が来る時は各自てんでんばらばらに逃げろ)という言い伝えが残る三陸地方で、自閉症の子を持つ親が思い悩んでいる。再び大震災が起きたら、この子はどうなるのか。岩手県一関市の松本倫流君の母親は言う。「助ける側に余裕がなければ、ミッチは助からないかもしれません」倫流君は初めて1人でバス通学をしていた時、大地震に襲われた。大学院生の姉が気付かれないよう同乗していたが、倫流君は大きく揺れるバス内で顔面蒼白になり、立ち尽くしていた。

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