2011年9月12日月曜日

みんな夢中:松阪第一生活ホームで知的障害者支援に13年、波江野あき子さん 三重

毎日新聞 
知的障害を持った人たちの自立を支援しているNPO法人「松阪第一生活ホーム」(松阪市船江町)の管理責任者を務める波江野(はえの)あき子さん(64)。定員4人をかたくなに守って既に13年になる。入所者全員が会社勤めを果たしているほか、かつてのホーム利用者は結婚し、鈴鹿市で妻、長男と3人暮らしをするなど大きな成果を収めている。8月末にはホーム近くの住民24人を誘って焼き肉パーティーを開くなど、地域との交流にも努めている。「完璧な人間なんてどこにも存在せず、みんなどこかに欠陥がある。知的障害を持つといっても、少し遅れているだけ。わずかな手助けで大抵は自立できるようになる」が持論だけに、初心を忘れることはなかった。

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