2011年9月28日水曜日

発達障害の堀川さんが心の歌 3枚目アルバムリリース 福井

福井新聞 
発達障害のアスペルガー症候群であることを公表し、当事者ならではの苦悩や葛藤を音楽に乗せて発信し続ける福井県越前市出身の女性がいる。つらい経験を打ち明けてでも、伝えたいメッセージがあるという。この女性は川崎市のシンガー・ソングライター堀川ひとみさん。「自分は何者だろうと考え続けたけど、答えはなかった」。2006年、29歳で発表したファーストアルバム「私の心嘘だらけ」にはこのころの心情がつづられている。しかし、30歳の時に転機が訪れる。病院でアスペルガー症候群と診断された。他人と感覚が異なる理由がようやく判明し「私という人間の説明書をもらったような衝撃」を受けた。昨年リリースした最新作の3枚目アルバムには、相互理解の大切さを歌った「最初の人」をはじめ、前向きな曲がいくつも収録されている。

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