2011年9月5日月曜日

野呂山学園の花壇10年の充実 広島

中国新聞 
呉市郷原町の知的障害者施設、野呂山学園が、市内の公園などの花壇を有償で管理する活動を続けて10年余りになる。評判は広がり、委託先が増えた。障害のある学園利用者の賃金増だけでなく、地域の人たちとの交流が増えるなどの成果も出ている。米のもみ殻や石灰などを混ぜて土を作るなど、試行錯誤を重ねて苗の数を増やした。利用者たちが週に数回通って除草したり、季節ごとに花を植え替えたりするきめ細かな作業の評判が広まり、委託先が徐々に増えた。現在、年約1千万円の予算で活動し、利用者の賃金は、週5日働いた場合、4〜5年前の2倍に当たる月約2万円になった。

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