中日新聞
認知症の早期診断につながる画期的な簡易テストを金沢大の菊知充特任准教授や三辺(みなべ)義雄教授、浜松医科大の尾内康臣教授ら「ほくりく健康創造クラスター」の研究グループが開発した。認知機能のわずかな低下も確認できるほか、手の形を使った視覚的なテストのため幼児にも使え、発達障害の診断など幅広い応用が期待される。指を折り曲げたりした手の形の画像を映すテストで、どれだけ覚えていられるかを問う。同じ手の形を裏から見た画像はどれかを問う問題もあり、身体空間の認知機能も判定できる。手の表裏各十題で約十五分で済む。米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に発表した。
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