2011年8月27日土曜日

障害児の親にエール NPO法人代表体験1冊に 埼玉

読売新聞 
知的障害者支援施設を運営する久喜市吉羽のNPO法人「あかり」代表理事の川岸恵子さん(55)が先月出版した「『障がいをもつ子の育て方』がよくわかる本」(現代書林)が話題になっている。つづったのは、10年前に亡くなった長男ら障害を持つ300人以上の子どもと、母親のこと。5年前に法人を設立して以来、親の苦悩や絶望と向き合ってきた川岸さんには、繰り返し伝えたいメッセージがあるという。「障害があっても決して不幸ではない。他では味わえない幸せがきっとあるから」。子どもの成長に感動する母親たちの様子も本に盛り込む。「障害なんて、命の重さから考えればささいなこと。生きている素晴らしさを実感してほしい」。川岸さんのエールだ。

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