2011年7月5日火曜日

きれいな尾鷲 請負人 坂本純平さん 三重

朝日新聞 
毎日、夕方になると、尾鷲市の市街地でごみ拾いを続ける自閉症の青年が姿を見せる。同市大滝町の坂本純平さん(21)だ。いつも1人。「ごみ、発見」「ナイスキャッチ」。元気よく声を出して次々と拾っていく。始めて5年。通りはかなりきれいになっている。県立特別支援学校・東紀州くろしお学園おわせ分校高等部2年生の時、環境美化活動で、クラス全員で市内のごみ拾いを体験したのをきっかけに、いつしか1人で活動に取り組むようになった。地道な活動は市民の模範となる善行だと認められ、6月下旬には尾鷲市長表彰に選ばれた。純平さんは「みんなが喜んだ。褒められて幸せな気分だった」

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