2011年7月14日木曜日

割り箸アート「エネルギッシュ」と高評価 山形

山形新聞 
知的障害がある武田拓(ひらく)さん(23)=山辺町山辺=が割り箸を積み上げて作った高さ約2メートルの作品「はし」が、障害者対象の「ポコラート全国公募展2011」で、1000を超す応募作の中から審査員賞の「中村政人賞」に選ばれた。「エネルギッシュで、純粋な表現力がある」と評価された。受賞者によるグループ展が9月、東京で開かれる。作品「はし」は、洗って乾かした牛乳パックに使用済み割り箸を詰め込む作業を発端に作られた。牛乳パックは次第に大量の箸を支えきれなくなり、最後は一抱えもあるかごで代用。差し込んでは少し離れた所から眺め、また差し込むことを繰り返し、手が届かなくなると台に上って続けた。約2カ月後「はし」が完成。施設の天井にまで届くほどに膨れ、巨木や樹氷を思わせる形になった。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る