毎日新聞
太田宏介さんに4年ぶりに会った。重度知的障害を伴う自閉症のアーティスト。先月、30歳になった。絵画や陶芸など創作活動が中心の福祉作業所「工房まる」(福岡市南区)に通いながら、絵を描いている。彼は今、九州大箱崎キャンパスの建物の一室でウオールアートを手がけている。築80年の建物の改装計画の一環で、工房まるに「感動を与える絵を」という依頼があった。「ゆっくりでも着実に成長しています」と母愛子さん(62)。父実さん(65)は「健常者が20で成人なら、ハンディー10の宏介は30歳で成人になる」とブログに書いた。
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