2011年7月2日土曜日

新教育の森:特別支援学校 熊本市の検討委報告書、異例の両論併記 福岡

毎日新聞 
市立の特別支援学校がなかった熊本市で、設置に向けた検討が進んでいる。ただ、小中高一貫校か高等部だけの設置か意見が分かれており、検討委は両論併記の異例の報告書をまとめた。背景には、障害を持った子どもたちへの教育に対する考え方の違いがある。子どもや保護者、学校を取り巻く現状を取材した。意見の一つは、子どもの性格を理解したうえでじっくり見てもらいたいと小中高一貫教育を求めるもの。高等部設置派も根強い。ただ障害のある子どもだけが集まる特別支援学校に行くことで『社会』から切り離されてしまうのではないか。障害のある子もない子も地域の学校で共に学ぶ環境を整えることが重要だ」と言う。

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