2011年6月17日金曜日

大津で「アール・ブリュット」検討委が初会合  滋賀

京都新聞 
流行や教育に左右されず衝動のままに表現した芸術「アール・ブリュット」の発信について議論する滋賀県の検討委員会の初会合が16日、大津市内で開かれた。作品の発掘や収集、発信拠点整備などのあり方について年内に報告をまとめる。会合で、委員長に保坂健二朗・東京国立近代美術館研究員を選出した。その後、事務局が作品を評価する人材の不足や著作権問題など現状と課題を報告した。委員からは「総合的支援の窓口が必要」「アール・ブリュットは学芸員でも一部しか知られていない。現職の学芸員に対して教えることが大事では」などの意見が出た。県は報告を来年度の施策にいかす方針。

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