2011年5月15日日曜日

「障害者千人雇用に壁」/総社市長目標 岡山

朝日新聞 
5年間で千人の障害者に仕事を提供するーー。3月議会でそんな目標を打ち上げた片岡聡一・総社市長の前に、深刻な雇用難が立ちはだかっている。市長は「失敗したら責任を取る」と意気込むが、事業主からは「厳しい」との声があがっている。市内の障害者は、約1200人(18歳〜64歳)。うち約180人は、企業や市役所、障害者自立支援法に基づく就労支援の事業所で職を得ている。市は残る約1千人について、2015年度末までに、希望者全員を市周辺の企業や事業所に就職してもらう計画だ。障害者向け事業所の職員によると、障害者の仕事を探して必死に企業を回っているが、希望者170人に対し、年間10人分がやっと。「理念としては評価したいが、就職にどれだけ結びつくのか。非常に厳しいのでは」と悲観的だった。

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