2011年5月13日金曜日

障害者プロ 瑞宝太鼓10年 15日に記念公演 長崎

西日本新聞 
雲仙市の知的障害者でつくる和太鼓集団「瑞宝太鼓」が結成10年を迎えた。就労の場が限られていた障害者に「夢を持てる場を」と走りだした瑞宝太鼓は、全国でも認められるプロ集団に成長した。団員の中には結婚し子どもを育てている人もいる。「普通の場所で普通の生活を」。瑞宝太鼓10年の歩みをたどった。知的障害者には「臨機応変さがない」「新しい場面に弱い」という見方がつきまとう。だが発足から3年もすると公演先で愛想よくあいさつし、太鼓のセッティングも自分たちでする団員たちの姿があった。「『ここまでしかできない』と支援する側が勝手に線引きし、可能性にふたをしてきたことを、あらためて思い知らされた」と福岡さんは話す。瑞宝太鼓10周年記念公演 15日(日)、長崎市魚の町の市公会堂。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る