毎日新聞
東日本大震災で被災した障害者への支援方法を記載したマニュアルを、関西学院大人間福祉学部2年の岸田奈美さん(19)=神戸市北区=が作成し、東北地方のボランティアセンターなどへ送った。下半身が不自由な母親(42)ら周囲の障害者を思い浮かべ、イラストを多用してわかりやすさを心掛けた。岸田さんは「被災地に入るボランティアに携行してもらい、支援の手助けになれば」と話している。マニュアルはA5判の折り畳み式。車椅子利用者、視覚・聴覚障害者から自閉症などが対象。車椅子利用者向けには、段差を上がる場合や、洋式トイレに移る場合の介助方法をイラスト付きで説明した。
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