2011年5月21日土曜日

支援の手届かず、生後4カ月の長男殺害容疑で母親逮捕 神奈川

カナロコ 
横浜市旭区で今月14日、生後間もないダウン症の長男を殺害した疑いで、母親が逮捕された。旭区は母子が出産後に入院していた病院から連絡を受け、保健師による家庭訪問などを行っていた。横浜市磯子区でダウン症児親子会「ピュアリー」を開いている中村光子さん(45)は「生まれてから(幼稚園などに入る)3歳ぐらいまでが一番つらい。周囲でケアしなければならない」「医師や看護師の態度、担当の保健師のタイプによって、母親の心理状態はかなり変わる」と話す。プライバシーの問題から、保健師が家庭の中まで立ち入れないケースもある。「支援の体制はまだ不十分。障害児の親は『いざとなったら、最後は心中』という覚悟で育てている。親たちには『一人じゃないんだよ』と伝えたい」。中村さんはそう呼び掛ける。

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