2011年5月28日土曜日

親権停止:改正民法成立 「もっと前からあれば」 施設関係者、前進と評価

毎日新聞 
虐待する父母から子供を守る手段とされながら、長年、行政による救済にほとんど用いられてこなかった民法の親権喪失制度。これを見直す改正民法が27日成立した。虐待する親と子に長年向き合ってきた施設の現場からは、歓迎と共に課題を指摘する声も上がる。現場は施設に保護した子の親による強引な引き取りや、身元保証といった「保護後の課題」、親子の再生支援の必要性を長年訴えてきた。より本質的には、親権停止の間に親にカウンセリングを受けさせるなどして虐待を改めてもらい、改善すれば親権を回復させ、親子の「やり直し」を目指す活用が期待される。それには「親子を支援できる力量をもたないと制度を生かせない」

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