2011年5月24日火曜日

地域貢献:障害者がホットな配食 高齢者向け事業、手渡しで安否確認も 福岡

毎日新聞 
福岡県須恵町の福祉施設に通所する知的障害者たちが、今年度から高齢者向けの配食サービス事業に乗り出し、地元の評判を集めている。彩り豊かな弁当箱には、有機野菜を使った健康メニューが満載。配達の際に在宅高齢者の安否確認も行うという福祉施設ならではの発想も好評で、関係者は「障害者たちの存在が地域に根付き、障害への理解につながってほしい」と期待を膨らませている。配食サービスを始めたのは、社会福祉法人「柚の木福祉会」運営の障害者施設「レストランゆずのき須恵店」に通う20〜50代の6人。「現状は赤字で、あと50食くらい増えてやっと(収支が)トントン」と苦笑しながら「弁当作りを通じてここで働く障害者と地域住民の絆が深まってほしい」と話した。

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