2011年5月23日月曜日

「教育の多様化を」障害児支援で知事 松本で県民と対話 長野

信濃毎日新聞 
阿部守一知事と県民が対話する県政タウンミーティングは21日、「10年後の学校を考えよう」をテーマに松本市内で開いた。現役教員や保護者ら約70人が参加。発達障害児の支援などが課題に挙がり、阿部知事は「教育の多様化が必要」との考えを示した。知事が加わったグループは、地域の教育力低下や画一的な教育制度を問題として提起した。知事も「発達障害の子どもらを学校や教育の仕組みに合わせて教えがちだ」と指摘した。解決策を話し合った後半の論議で、知事は「学校教育法が規定する『学校』だけでなく、子どもにとって大事な居場所には、行政が財政面で関わることも必要」と述べた。外部講師の起用の促進や教育行政の責任の所在を明確にすることも必要とした。

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