朝日新聞
障害者の絵画や陶芸などの作品を展示する「あいアイ美術館」が、現所在地と同じ埼玉県川越市郭町2丁目に美術館を移転・新築する。アートを見るだけでなく、さわる、聴くなど、多様な感覚で楽しめる場をつくる。今月に着工し、来年5月のオープンを目指す。新美術館は木造2階建て延べ330平方メートルで、現美術館のほぼ2倍の広さ。作品展示室は1階で、2階との吹き抜けになっている。内壁の上部両側に半径3メートルの半円形をした大型のステンドグラス作品2点がはめ込まれ、竜などの天井画や富士山の四季を描いたふすま絵も展示する。手でさわることのできる「触る絵画」、作品をつくる際の思いなどを託した詩の朗読が流れる「語る絵画」などの障害者アートも披露される予定だ。
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