朝日新聞
県内初となる知的障害者の県代表サッカーチームが誕生した。全国大会への出場権獲得を目指し、5月15日に大分市で開かれる九州地区予選会に臨む。指導者は、鹿児島から「もうひとつのW杯」に出場する選手を育てたいと夢を描く。主なメンバーは13〜21歳の知的障害者の男性約30人。知的障害者サッカー競技九州ブロック地区予選会に出場するため、昨年11月から毎月2回ほどの練習をこなしてきた。監督を務める元ヴォルカ鹿児島の西真一さん(38)は「障害があるからと特別なことはせず、普通にほめ、普通に怒ります」と話す。作戦や指示も大抵のことは理解できるという。各県選抜チームが集まる九州地区予選会で優勝すれば、10月に開かれる全国大会に出場できる。「まずは1勝」。
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