2011年4月10日日曜日

「特別支援分教室」拡大へ 県教育庁、過密化で12年度にも 沖縄

琉球新報 
県教育庁(大城浩教育長)は「県立特別支援学校編成整備計画の基本方向」の素案を8日までにまとめ、現在県内3高校でモデル実施している「特別支援学校分教室」の実施校を拡大する方向性を示した。「分教室」は知的障がいのある生徒が特別支援学校に在籍しながら県立高校内で学ぶ取り組み。現在中部農林、南風原、久米島の3高校に設置されている。特別支援学校に通う児童・生徒はここ20年で約30%(438人)伸び、今後も高等部を中心に伸びが予想されるが、県の財政難で学校新設が難しい状況だ。一方、公立小・中・高校の児童・生徒数は20年で19%(4万8191人)減っているほか、全国でも分教室設置の動きが広がっている。

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