2011年4月18日月曜日

障害者の自立 野菜栽培で 滋賀

読売新聞 
知的障害者、精神障害者が野菜を水耕栽培する県内初の施設「美輪湖(びわこ)マノーナファーム」が16日、大津市真野にオープンした。障害者に働く場を提供しようと、社会福祉法人「美輪湖の家」が、野菜を安定的に栽培、出荷できる水耕栽培に着目し、建設にこぎ着けた。関係者は「障害者の自立支援と地産地消を両立させたい」と話している。当面、サラダホウレンソウやミニチンゲンサイなど5種類を栽培し、地元のスーパーなどに出荷する。藪田喜山(きざん)施設長(66)は「障害者に働く喜びを感じてほしい。水耕栽培を通じ、田村さんが理想とした『障害者も健常者も楽しく和して暮らす』社会作りに貢献したい」と話している。

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