2011年4月21日木曜日

授産施設、食堂運営2年目へ 評判は上々 佐賀

佐賀新聞 
佐賀市の知的障害者授産施設「かささぎの里」が運営する市役所食堂が22日、2周年を迎える。「障害がある人も一緒に働く食堂」として定着しつつある一方、採算はぎりぎりで推移。1日当たり150人まで来客数を伸ばすことが課題になっている。来客からの評判は上々。近くの会社からほぼ毎日訪れる30代女性は「支援員のフォローが温かくて雰囲気がとてもいい」、40代の男性市職員は「障害があることを感じさせないほど」と話す。賃金面も、多い人は施設で作業をしていた時と比べて約2倍の約4万円になるなど、前進。ただ食堂全体では、390円定食をはじめ低価格路線を守りつつ、年間70万円の賃料を支払うことなどから、ぎりぎりの運営。市役所前でビラ配りを行い、集客に力を入れている。

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