2011年4月1日金曜日

きょうの教:府立八幡支援学校開校1年 無理せず急がず相互理解 京都

毎日新聞 
八幡市の府立八幡支援学校が4月で開校から1年を迎える。小学部、中学部、高等部がある支援学校としては全国で初めて、高校と同じ敷地内に併設された同校。スクールパートナーである府立京都八幡高と、どのように交流を進めているのか。同じ敷地の中で、渡り廊下でつながる両校。だが、支援学校で学ぶ子供たちは、自閉症、肢体不自由、知的障害とさまざまだ。授業交流後の高校生の感想文では「最初は不安だったが、みんなの笑顔がうれしかった」といった声が多かった。一方で「人間関係が得意でない自分には苦しく泣いてしまった。でも無理せずやっていきたい」と率直につづる生徒もいる。山田校長は「違いを違いとして認めることで発展がある。急がず、主体性を大事にしながら、お互いに成長し、次のステップに進めればいい」と話している。

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