2011年4月17日日曜日

東日本大震災:グループホーム・ケアホーム、32施設使用不能 岩手・宮城

毎日新聞 
岩手、宮城両県にある障害者の「グループホーム」「ケアホーム」のうち、少なくとも32施設が震災で使用できないことが両県への取材でわかった。いずれも障害者が「施設」でなく地域の中で暮らすための場で、関係者は「一日も早く再開できるよう支援してほしい」と訴えている。新潟県中越地震(04年)では仮設住宅をグループホームに活用するケースがあった。ただ「日本グループホーム学会」事務局長の室津滋樹さんは「仮設住宅には障害者や高齢者向けの優先枠が設定されているが、一角にまとめてしまうと孤立を招く。仮設住宅でもコミュニティーを形成できるよう、計画的に建設していくべきだ」と指摘している。

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