2011年3月20日日曜日

東日本大震災:30人が“孤立”生活 宮古の障害者施設 岩手

毎日新聞 
岩手県宮古市崎山の知的障害者施設「はまゆり学園」では18日現在、ガスを除くライフラインが寸断されたまま、入所者約30人が生活している。被災から1週間が経過し、ストレスが高じて入所者間のトラブルや自傷行為などに発展するケースも出てきたという。中村吉徳園長は「被災生活の先が見えず、不安が募っている」とため息交じりに話した。被災後に泊まり勤務の職員を3人から6人に増やした。夜間にストレスで騒ぐような入所者が落ち着けるよう一緒に寝ている。被害を免れた職員宅での入浴もストレス解消に有効だった。しかし、園と職員宅の往復に必要な車のガソリンが尽きかけている。

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