2011年2月2日水曜日

成年後見制度:「選挙権喪失は違憲」と提訴 東京地裁

毎日新聞 
成年後見人が付くと選挙権を失う公職選挙法の規定は法の下の平等などを保障した憲法に反するとして、茨城県牛久市の名児耶匠(なごや・たくみ)さん(48)が1日、国に選挙権があることの確認を求めて東京地裁に提訴した。弁護団によると、同様の訴訟は他に例がない。「成年後見制度は財産管理のためのものであり、選挙権の行使とは全く関係がない」と主張している。訴えによると、匠さんはダウン症で中度の知的障害がある。07年2月に父清吉さん(79)が後見人になったが、同時に選挙権を失った。

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