2011年2月3日木曜日

企業内に「作業所売店」 神奈川

タウンニュース 
地域作業所の商品が人気。名瀬町の大成建設(株)技術センターでは昨年12月から、東戸塚地域活動ホーム「ひかり」の通所者が作るパンを社内の食堂で販売している。パン販売は障害者の自立支援として行われている。同社は1979年から現在地に移転したが、これまで地域と接点を持つことは少なかったという。何か地域に貢献できないかと同協議会に相談したところ、同ホームの紹介を受けた。活動の推進責任者・坪田和博さん(52)は「『自立支援活動』という名目だが、実際には私たちの方がおいしいパンと温かい心をもらっている。社員が社会活動に参加しているという意識を向上させ、仕事へのモチベーションも上がれば」と話す。区役所や明治学院大学などでは地域作業所による商品が扱われているが、区内の企業が扱うことは珍しい。

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