2011年2月10日木曜日

京都三条会商店街そばに菓子工房とキッズカフェ 地産食材使い障害者と運営 京都

烏丸経済新聞 
キッズカフェを併設した菓子工房「ぐらん・ぶるー」が2月9日、オープンした。以前は修学院に工房と店舗があったが、工房が手狭になったため同所に移転した。1階は店舗で、2階はキッズスペースを設けたカフェに。店舗面積は約95平方メートルで、席数はテーブル席が20席。同店では健常者と障害を持つスタッフが働く。代表の石井雄一郎さんは、障害を持つ子どもの母親から、「健常者と障害者が保育園の段階で隔離されるため、接し方がわからないまま大人になる」という現状を聞き、両者が一緒に遊べる場所が作りたいとキッズスペースを設けたという。「ここで働いているスタッフは皆『働きたい』という意識が高い」と石井さん。「障害を持つ人と働くのは、その人のことをよく知り、働きやすいよう仕事を見直せばできる」と話す。「働く人をよく知る事が重要なのは一般の企業でも同じ」とも。

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