2011年2月4日金曜日

手帳所持10年で倍に 県内の軽度知的障害者ら 兵庫

神戸新聞 
知的障害児・者らに交付される療育手帳のうち、県内の軽度障害の所持者が2009年度末で9378人に上り、10年間でほぼ倍増していることが、県障害福祉課の調べで分かった。同課は「県が06年度から発達障害を交付対象にしたほか、障害への理解が進み、手帳を持つことへの抵抗感が薄れたり、障害者枠での就労が可能になったりすることが背景にあるのでないか」としている。09年度末の所持者数は、1999年度末と比べ、軽度は1・9倍で、重度(1・6倍)や中度(1・3倍)より伸びが大きい。さらに、神戸市障害者更生相談所(同市兵庫区)によると、ここ3、4年、リストラで職を失ったのを契機に新規に手帳を申請し、軽度が交付される30〜40代の人が目立っているという。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る