2011年1月13日木曜日

障害年金、診断書なしでも支給 神戸地裁が異例の判断

47NEWS 
20歳当時の診断書がないことを理由に、国が申請以前にさかのぼった障害基礎年金を支給しなかったのは不当として、聴覚障害のある神戸市西区の主婦(63)が不支給処分取り消しを求めた訴訟の判決で、神戸地裁は12日、原告の請求を認めて決定を取り消した。原告側の代理人弁護士によると、障害基礎年金をめぐり診断書がないのに不支給決定が覆る判決は極めて異例で、「同じような状況にある障害者にとって意義深い判断」としている。栂村明剛裁判長は判決理由で「診断書以外に障害の程度を判断する合理的な資料があれば、障害があったと認定することもできる」と指摘した。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る