2010年12月3日金曜日

親亡き後もサポートを、障害者の生活記録普及へシンポジウム 神奈川

カナロコ 
障害のある子どもを持つ親たちが「親亡き後」に向け必要な生活情報をまとめた「記録」の作成を広めようというシンポジウムが2日、横浜市港北区鳥山町の横浜ラポールで開かれた。横浜市内のNPO法人や母親グループが取り組み事例を紹介。専門家も「今の生活実態を支援者らに知ってもらうためにも有効」と作成を呼び掛けた。シンポは、横浜市内の障害福祉関係団体でつくる「セイフティーネットプロジェクト横浜」などの主催で、障害者の親や関係者約220人が参加した。「親心の記録」として全国で初めて「記録」を作成した「船橋市手をつなぐ育成会」の赤津保子さんが基調講演。親が急逝し子どもの生活状況が全く分からなくなったケースの相談を受けたことから、記録作りに取り組み2008年1月に完成、全国に広がっているという。

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