2010年12月20日月曜日

障害者と醸すハーモニー 大阪

読売新聞 
障害者が全体の4分の1を占める楽団「柏原青少年オーケストラ」(柏原市)が23日、バリアフリーコンサートを大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)で開く。知的障害などで楽譜が読めない団員は、健常者の団員の演奏を聴くなどして音階とリズムを覚えるという。本番を前に、団員は熱のこもった練習を続けており、小船進団長(61)は「みんな音楽が大好き。情感あふれる演奏を楽しんでもらえれば」と話している。同楽団は1984年に設立。柏原市などに住む30歳以下の正会員と指導役のOB計約80人が活動する。うち約20人は知的障害者や自閉症患者、視覚障害者らで、ティンパニーやトライアングル、合唱などを担当する。コンサートは午後1時半から。ベートーベン「交響曲第9番 合唱付き」など2曲を演奏する。

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