2010年11月2日火曜日

障害者の職域拡大を 古紙をトイレットペーパーに 兵庫

神戸新聞 
障害者の職域を広げようと、神戸市の企業が職場の古紙を使ったトイレットペーパー作りに取り組んでいる。責任者は、療育手帳を持つ男性社員2人。出荷や入力などの本業の傍ら、作業をこなす。“生産量”は1日20個程度だが「少しごわごわした手作り感があっていい」と評判は上々だ。UCCホールディングスの特例子会社である日本パーソネルセンター。同社には全国からファクスで注文が入り、A4用紙で1週間に約3千枚になる。これまでリサイクル業者に委託して焼却していたが、古紙をリサイクルできる機械があると知り、数百万円を投じて今春に導入した。同社常務取締役(51)も「新しい仕事を任されたことで自信や責任感が芽生えたようだ。在庫管理や発送のトレーニングにもなっている」と話している。

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