2010年11月22日月曜日

トゥレット症候群 支援考える

NHK 
突然、大声を上げるなど衝動的な動作が続く「トゥレット症候群」という発達障害について、教育現場での支援のあり方を考えるシンポジウムが開かれました。トゥレット症候群は、突然大声を上げたり、激しく首を振ったりするなどさまざまな衝動的な動作が続くもので、脳の神経の部分に原因がある発達障害です。シンポジウムでは、発達障害の専門医で東大病院の金生由紀子医師が「トゥレット症候群は、本人の性格や親の育て方に問題があるわけではなく、脳の機能の問題だ。それぞれ症状も違うので、子どもに合った支援を学校現場で考えてほしい」と訴えました。学校現場には、できないことにこだわらず、できることを評価し、子どもに劣等感だけを感じさせないようにしてほしい」と訴えました。日本トゥレット協会の有澤直人理事は「症状が知られていないので、シンポジウムを通じて学校現場での理解が広がってほしい」と話しています。

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