学習障害などを抱える子どもたちが通う名古屋市中川区柳森町の「見晴台(みはらしだい)学園」(生徒25人)が、子どもの豊かな人間性育成に貢献する団体・個人を表彰する第41回「博報賞」の特別支援教育部門に選ばれた。12日に東京で贈呈式がある。藪一之学園長(45)は「たくさんの人に支えられてきた。学園のことを多くの人に知ってもらい、利用してほしい」と話している。同学園が重視するのは「分かる喜びを知る」ことだ。登場人物になりきって小説を読むなどの「言語と数量」や、「芸術と文化」「自然と社会」などの授業があり、一人一人のペースに合わせた独自のカリキュラムが特徴だ。
発達障害児は「できないことや苦手なことばかりが分かって、自信がないまま育ってきた」という。
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