2010年11月10日水曜日

知的障害者の預金1000万円を着服 宇都宮の更生施設施設長 栃木

下野新聞 
宇都宮市飯田町の社会福祉法人「鳩巣会」が運営する知的障害更生施設で、男性施設長(60)が同施設に入所する重度知的障害者ら7人の預かり金計約1千万円を着服していたことが8日までに、同法人への取材で分かった。同法人によると、施設で預かっていた7人の定期預金を無断で解約、自らの事業資金に充てたとされる。同法人の調査に対し施設長は「借りたつもりだった」などと話し謝罪、全額を入所者に返済した。同法人は2日付で施設長を懲戒解雇、刑事告発も検討している。この知的障害更生施設は2001年に事業を開始。知的障害者入所更生や日中一時支援事業などを実施している。現在、30人が入所しており、25人が重度の知的障害者という。

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