2010年10月12日火曜日

ダウン症児、成長見守ってー仙台・支援の集い

読売新聞 
ダウン症の子供の療育や支援のあり方を考える集いが10日、仙台市青葉区で開かれた。ダウン症は染色体異常によって起きる先天性疾患で、約1000人に1人の割合で生まれるが、その特性はあまり知られていない。「命の尊さや、急がないことを教わった」と話したのは、ダウン症の妹を持つ仙台市の専門学校生、阿部由衣さん。「障害児だからと特別扱いし、周りの大人が先回りして手を出すと、自分で考えて行動する機会を奪ってしまう」と疑問を投げかけた。基調講演では臨床遺伝医の長谷川知子さんが、ダウン症の社会人の事例を報告し、「ゆっくりだが確実に育つ。子供の頃はバランスの取れた発達を手助けしてあげてほしい」と語った

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