2010年10月2日土曜日

障害者雇用進まず 昨年の県内、全国最下位 三重

中日新聞 
県内の民間企業での障害者の採用が進まないため、三重労働局が改善に向けた企業への本格的な働き掛けに乗り出した。本年度の障害者の就職者数は前年度より大幅に伸びたが、三重の昨年の障害者雇用率は全国の都道府県別で最下位だった。背景には、障害者を雇用するノウハウの不足や不況による採用控えがあり、ハードルは高い。同局から要望を受けた県中小企業団体中央会では今年7月に実施したアンケートで524社のうち7割が「一度も障害者を雇用したことがない」と回答した。障害者を雇用できない理由として「どういった仕事を担当してもらえばいいか分からない」「職場環境の改善にコストがかかる」などが上位を占め、担当者は「不景気で障害者の雇用まで手が回らないのが実情だ」と漏らす。

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