2010年10月30日土曜日

古着店 福祉事業所と連携 岩手

読売新聞 
障害者の工賃アップが全国的な課題になっている中で、若者に人気の古着店と盛岡市内の福祉事業所がタイアップし、流行を敏感に取り入れたアクセサリーや小物類の製作・販売に乗り出した。29日から、盛岡市の古着店で販売がスタートする。福祉事業所で働く人たちのやりがいにもつながりそうだ。同社の工藤隆介さん(29)は、「福祉事業所で働く人たちの技術レベルはとても高い」と話す。商品づくりにあたった社会福祉法人カナンの園「となんカナン」のサービス管理責任者、栃内恵子さん(48)は「デザイン性の高いものを作ると、働く人のやる気を一層引き出すことができる」と期待する。今後、同社はマフラーやニット帽子などの服飾雑貨にも手を広げたい考え。また、全国各地の他店と地元の福祉作業所の間でも、同様の商品開発ができないか検討している。

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