2010年9月20日月曜日

山下清「仲間」と作品展 辰野で同じ施設出身者の絵も 長野

信濃毎日新聞 
「放浪画家」として知られる山下清画伯(1922〜71年)と、画伯も通った知的障害児施設「八幡学園」=千葉県市川市=で学んだ3人の絵を集めた「山下清とその仲間たちの作品展」が18日、辰野町の辰野美術館で始まる。張り絵とクレヨン画の計約100点を展示し、10月17日まで開く。山下画伯の作品は、白やオレンジの和紙で夜空の花火を表現した「江戸川の花火」、巨大な蛇などが人々を襲う「清の見た夢」など計53点。3人の作品は、海辺で貝を探す友人らをクレヨンで描いた「潮干狩」、ピンクや水色の色紙で人物を表現した張り絵、同学園のクリスマス会を描いたクレヨン画など。3人とも1925年か26年の生まれで画伯と年代が近く、10代後半から20歳代で早世した。

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