2010年8月3日火曜日

特別支援教育が「インクルーシブ教育」に!?

Benesse 教育情報サイト 
文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会は7月から、特別支援教育の在り方の再検討を始めました。障害者権利条約の締結を視野に、「インクルーシブ教育システム」を構築することを目指すとしています。インクルーシブとは、多くの人には聞き慣れない言葉だと思います。いったい、どういうことでしょうか。インクルーシブ(inclusive)とは、「含んだ、いっさいを入れた、包括的な」という意味です。障害者だからといって排除されたり、単なる保護の対象として扱われたりするだけでなく、健常者と同じ権利を持った主体として、社会の一員に含まれるような「共生社会」を目指そうというものです。その基となった障害者権利条約では、障害者の「自ら選択する自由」が強調されています。

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