2010年8月27日金曜日

湯河原に遊んだ、 一筆描きのアーティスト 神奈川

タウンニュース 
湯河原駅の観光案内所の一角に、観光チラシとともにユニークな仏画の絵葉書が置いてある。シンプルな曲線だけの、深く安らかな仏の表情に引き込まれるのか、訪れる観光客が次々に手にとってゆく。この絵葉書を描いたのは、湯河原町の若尾寛(ひろむ)さん。若尾さんは13年前、36歳の若さで他界しており、その独特な筆遣いの作品だけが吉祥院檜チャリティコンサートホールで保管されていた。若尾さんは鎌倉で生まれ中学生の頃に、洋画家だった父、若尾和麿さん(他界)と母の3人で湯河原に転居して来た。自閉症だった若尾さんが筆を取り始めた時期は定かではないが、湯河原の自然に触れながら多様な作品を残している。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る