東奥日報
自閉症など発達障害がある児童・生徒の通院などの外出時に車で送迎する「福祉有償運送」サービスへの新規参入の可否を審議する、青森市の福祉有償運送運営協議会(会長・大水善寛城西大学教授)は26日までに、県すこやか福祉事業団(青森市)の申請を、認めない判断を下した。「福祉有償運送では利用者の運賃負担が大きい」ことを、その理由としているが、同様の輸送サービスを提供している既存事業所への影響も判断材料となった。協議会委員の中には、発達障害のある人の特性に応じたサービスの質や内容を重視し、新規参入を認めるべきーとの意見もあり、議論を呼んでいる。
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