中国新聞
広島県発達障害者支援センター(東広島市)に、自閉症など発達障害について相談を寄せる人のうち、19歳以上(成人期)の割合が増えている。本年度は7月末時点で、家族を含めて85人に上り、相談者全体(152人)の半数以上を占める。就職についての相談が多く、専門家は「職場の理解や受け皿づくりの必要性」を指摘する。開設後の2006年度には、家族を含め342人の相談を受け、約3割の108人が19歳以上だった。09年度は334人に対し、19歳以上は165人。全体に占める割合は約5割に上昇した。本年度に入っても、19歳以上の割合が増える傾向にある。本年度の85人の相談内容をみると、「就労の悩み」が22人と最多だった。
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