毎日新聞
原子力施設やプラント設計などを手がける総合エンジニアリング会社「ニッコーテクノ」(本社・東京、浜谷勝太郎社長)が障害者雇用を目的に今春、八戸市白銀町に新設した原木シイタケ栽培施設で初めての収穫時期を迎えている。市場での評価も上々で、障害者ら関係者はさらなる品質向上に取り組んでいる。シイタケ栽培を始めるきっかけは障害者雇用促進法で、従業員300人以上の事業所は1・8%以上の障害者雇用を求められていたため。しかし、プラント設計など特殊な業種のため、なかなか雇用が進まずにいた。同社はパン・菓子製造販売なども検討したが、事業所のある八戸市周辺の障害者施設や学校でシイタケ栽培をしている経験のある人が多い点に注目。最終的にシイタケ栽培への進出を決めた。
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